コラム

COLUMN大きい・長い乳首を改善するためには?原因や美容整形の内容を詳しく解説します

胸元の悩みは、何もバストのサイズや形に関するものだけではありません。
乳輪や乳首の形についてお悩みの方は多く、特に乳首に関しては授乳などにおける形の変化がある部位でもあるため、形を綺麗にしたいと感じている方が多くいらっしゃいます。
乳首の形に関する悩みでは乳頭が陥没してしまっている「陥没乳頭」や、逆に乳首のサイズが大きい・長いと感じて小さくしたいというものがありますが、後天的な変化によって生じやすいのは乳首のサイズが大きいというもので、見た目が気になるというだけではなく服などと擦れて痛みを感じやすいといったようなトラブルの元にもなります。
今回は、そんな乳首が「大きい」「長い」といったお悩みについて、原因や対策方法、美容整形による治療方法などを含めて詳しく解説いたします。

乳首のサイズはどのくらいが理想的?

まず、そもそも乳首のサイズはどのくらいが理想的であり、どの程度が「大きすぎる」「長すぎる」と判断できるのかについてですが、これに明確な答えを出す事は難しいといえます。
なぜなら、乳首のサイズは乳輪やバスト全体のサイズとのバランスで判断されるため、一概にこの大きさなら大きすぎるといった基準は無いのです。

理想のサイズについて、一つの基準では乳首が乳輪の直径の3分の1程度である事とされる事もありますが、たとえこの基準に当てはまっていたとしても、乳輪のサイズが大きければ比例して乳首のサイズが大きくても「理想的なサイズ」と感じやすいかというと、おそらくそう実感しない方も多いでしょう。

ちなみに、基本的にバストサイズが大きい人ほど乳輪のサイズも大きくなりやすいものとなっていますが、乳輪のサイズ感についてはアンケート調査によれば4~4.5cm程度が理想と考える方が多いようです。
男女でも考え方の違いがあり、女性はもう少し小さい方が良いという意見が多くなるようなので、乳輪や乳首はとにかく「目立たない方が良い」という感覚の方が多いのかもしれません。

また、乳首の長さについては、通常は数ミリ程度突起して膨らんでいるものであるため、1㎝を超えるなど明らかに突起した形状の方は長いと感じやすいかもしれません。
ただ、これもやはり乳輪やバスト全体、更に言えば体型全体とのバランスによって変わって見えるものですし、大きければ異常というものではありませんので、場合によっては気にしすぎないようにするという事も必要となるでしょう。

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乳首のサイズが大きい事によって生じるトラブル

乳首のサイズが大きいと、見た目について気になって「周囲から見られたくない」とコンプレックスに感じてしまうというお悩みがまずありますが、それ以外にも生活上のトラブルと繋がるケースがあります。

服などに擦れて痛くなってしまう

乳首が大きいと、どうしても下着などに押し付けられる状態となりやすいため、日常動作の中でも擦れて痛みを感じる事があるなどのトラブルが生じるケースがあります。

また、夏場など蒸れやすい時期については雑菌の繁殖もおこりやすいため、擦れて傷がついた部分に雑菌が入り込んで繁殖し、炎症や化膿を引き起こしてしまう事も考えられます。

その他にも擦れる刺激によってメラニン色素が作られやすくなるため、乳首の色が黒っぽくなりやすく、これも見た目上コンプレックスと感じる方が多くいらっしゃいます。

授乳しにくい

赤ちゃんへの授乳についても、乳首が大きすぎると困難になるケースがあります。
乳首の大きさによっては赤ちゃんが授乳しにくくなってしまったり、授乳時の痛みを感じやすくなってしまったりするため、哺乳瓶への切り替えなどが必要となる場合があるのです。

直接の授乳で育てる事が良いというわけではありませんが、上手く授乳が行えない事でストレスに感じてしまうなどの問題となる事があります。

服装や水着選びの際のトラブル

乳首や乳輪が大きい場合、胸元が露出しやすい服装や水着などを選ぶと部分的に露出してしまう可能性などが出てくるため、服装選びが制限されてしまう可能性があります。

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乳首が大きくなってしまう原因

乳首のサイズが大きくなる原因としては下記のようなものがあります。

遺伝的なもの

乳頭や乳輪といった乳首のサイズについては、やはり遺伝による影響を受けるものであって、個人差が当然のようにあるものです。
バストサイズが大きいと乳輪のサイズも大きくなりやすいように、そもそも遺伝的な要因によって生じる差についてはセルフケアで改善する事が難しい部分でもありますので、あまり気にしすぎないようにする事も大切です。

授乳によって乳首が大きくなる

妊娠・出産時におけるホルモンバランスの変化は、乳首を大きくする影響ももっています。
これは乳首のサイズが大きくなることで赤ちゃんがおっぱいを見つけやすくして、授乳しやすくするための変化といわれており、授乳期間が終わるとバストサイズなどと合せて元の状態に戻っていきます。
ただし、完全に元の状態に戻るのではなく、授乳によって乳首の皮膚が伸びてしまうなどの変化によっては大きい状態のままとなってしまう事もあります。
授乳のタイミングは、バストへ負担がかかってクーパー靱帯が伸びて乳房の下垂に繋がってしまう事があるなどバストのお悩みが発生しやすい時ですので、保湿などのケアもしっかりと行うなどの対策が必要です。

日常的な刺激による変化

乳首は摩擦刺激などが繰り返される事によって大きくなったり、黒っぽく色が変化したりします。
着用する下着のサイズが合わずに擦れやすくなっていたり、適切に保護をしないまま激しい運動をしたりすると乳首に刺激が加わりやすくなってしまいますので、日ごろからきちんと保護するようにしましょう。
皮膚が乾燥していると刺激によるダメージを受けやすくなるため、充分な保湿ケアを行うなども大切です。

病気によるもの

乳首のサイズが大きいからといってそれが病気によるものであるケースは稀ですが、急激に大きくなってきたり、膿が出たり、しこりを感じるような状態になっている場合には「乳腺炎」であったり、場合によっては乳がんなどの可能性もありますので、一度専門の機関で診察を受けた方が良いでしょう。

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セルフケアで行える対策

大きくなった乳首をセルフケアで小さくするのは難しいですが、大きくならないように予防する事は可能です。

適切なサイズの下着を選ぶ

乳首が大きくなる要因として、特に注意が必要となるのは日常的な刺激です。
特に、下着サイズが合わない事によって圧迫されてしまったり、逆に隙間が出来て擦れやすくなる状態は乳首に負担をかけてしまいますので、しっかりと自身のバストサイズに適した下着を選びましょう。
適切なサイズの下着選びは乳首だけではなくバストの形を綺麗に保つためにも重要です。
また、バストサイズは体型変化などによって変動するものですので、定期的にサイズをはかりなおして最適なサイズの下着に入れ替えていく事も大切です。

授乳時には「乳頭保護器」を利用する

乳首のサイズが大きくなりやすいタイミングの授乳期は、乳頭保護器(ニップルシールド)を使うのも対策方法の一つです。
ただし、こちらもやはり適切なサイズを選ぶ必要がある点や、赤ちゃんによっては乳頭保護器の使用で授乳を嫌がる事などもありますので、使用に問題がないかなどを医師と相談しながら使うようにしましょう。

保湿などのケアをしっかりと行う

乳首の皮膚も、乾燥した状態ではバリア機能が低下してダメージを受けやすくなってしまいます。
皮膚がダメージを受けるとハリが失われてたるんだり伸びたりしやすくなる他、色素沈着によって色も濃くなりやすいなど乳首の大きさが目立ちやすい状態となりますので、しっかりと保湿ケアを行ってバリア機能を維持するようにしましょう。

トラネキサム酸やビタミンCなど、色素沈着を改善するスキンケアコスメなどを積極的活用する事で色味を薄くして乳首が目立たないようにしていく事も対策方法といえます。

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美容整形で行える治療

乳首の大きさについては美容整形術で解消する事も可能です。

乳頭縮小術

乳頭の大きさを小さくする術式全般を乳頭縮小術といいます。
乳頭縮小術には、乳首の直径を小さくする方法と長さを短くする方法、乳管を保存して授乳機能を維持する方法と、授乳機能が失われる方法があります。

授乳機能を維持しながら乳首の直径を小さくする術式

丸いケーキを切り分ける時のようなイメージで、楔型に乳首を切り取って縫いとめます。
切除する際に乳管を避ける事で、授乳機能は失われずにサイズだけを小さくする事ができます。
切開を行うため傷跡が生じますが、乳首は構造上傷が目立ちにくいため、1年程度で殆ど気づかれない状態となります。

授乳機能を維持しながら乳首の長さを短くする術式

授乳機能を維持しながら乳首の長さを短くする場合、乳頭の下部(乳輪側)をドーナツ状に切り取って、長さを縮めて縫いとめます。
こうする事によって乳管が維持されるため、授乳機能は失われずに乳首のサイズを短くすることができます。

授乳機能を維持せず乳首のサイズを縮小する術式

授乳機能を維持する必要がない場合は乳管を温存する必要がないため、乳首の先端側から切除を行って縫い縮めるシンプルな術式となります。
基本的に切除する量は自由に決められるため、理想とするデザインを作る事ができます。

乳輪縮小術

乳頭ではなく、乳輪も美容整形によって縮小する事が可能です。
乳輪縮小については切開する範囲の違いで二つの方法があります。

乳輪の内側(乳頭に近い箇所)を切除する方法

乳頭の周囲をドーナツ状に切開し、小さく縫いとめる事で乳輪のサイズを小さくできます。
縫う場所が乳輪内であるため傷跡などが目立たず、仕上がりも自然な状態になりやすい一方で、縮小できる範囲が狭いため「乳輪を少し小さくしたい」という場合に適しています。

乳輪の外側を切除する方法

乳輪を仕上げたいデザインの形で切開し、その外側の余分な乳輪の部分を切除して縫いとめる方法です。
理想のサイズが作れる一方で、外側を切開する事でどうしても不自然な状態になりやすい術式です。
なるべく自然な仕上がりにするためには、切開を行う際のデザインや高いレベルでの縫合などが必要となり、医師の技術力が大きく影響しやすいといえます。

乳頭・乳輪縮小術のリスク

乳頭縮小術や乳輪縮小術は、どちらも組織の切開、切除を行う術式のため、治療後にダウンタイムが生じます。
ダウンタイム中のケアを適切に行う事で治療による傷跡も綺麗に治りますが、ケアが不十分でいると傷跡が目立ってしまう可能性もあり、術後の過ごし方が重要になるといえます。

また、切開や縫合は医師の技術力で仕上がりに差が生じやすく、満足のいく仕上がりを目指すためには医師選びが重要となります。
過去の症例であったり、形成外科専門医など一定の治療技術が保証されている医師を選ぶ事や、いくつかカウンセリングを受けて一番安心して任せられる医師を選ぶようにしましょう。

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まずは一度お気軽にご相談ください

城本クリニックには乳首の形を含めバスト全体の美容整形に精通したドクターが多く在籍しております。
無料のカウンセリングでは医師がしっかりと患者様一人ひとりの状態を診断した上で、最適な治療法、そしてケア方法をご提案させていただいておりますので、自分にあった治療法を知りたいという方や、治療を行う事でどんな仕上がりが可能なのかを知りたいという方は是非一度お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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